濃州刀剣工房 通販カタログVol.23
A106 ★委託品 定価  1,100,000円
( 月々36回払いの場合 37,700円
<表銘> 備前国住長船□□
外装 緑正絹巻赤石目地艶塗鞘、白鞘
法量 長さ70.6cm 反り2.4cm 目釘穴2個
元幅33.0mm 元重7.0mm 先幅23.5mm 先重5.0mm
形態 鎬造、庵棟 金具 素銅地堆朱彫
地鉄 板目に肌立つ 素銅地葦図赤銅金象嵌
刃文 互の目 目貫 素銅地竹図金象嵌
鋩子 乱れ込み丸く返る 刀身の重さ 875g
磨上 備前(岡山県)
鑑定書 日本美術刀剣保存協会(保存刀剣) 時代 室町時代末期

★登録証には記載がありませんが、銘は「祐定」と読むことができます。銘鑑によると、祐定を名乗る刀工は数十人が記録されており、本作がどの祐定に該当するのかは断定できませんが、いずれにせよ全て室町時代末期の刀剣王国、備前長船を代表する名工であることに間違いありません。磨上は惜しまれるものの、身幅のしっかりした健全な名刀で、素銅金具を用いた上品な拵が付属しています。