濃州刀剣工房 通販カタログVol.27
A104_1 ★委託品 大小セット 定価  1,700,000円
( 月々36回払いの場合 58,200円
<表銘> 勢州桑名藤原勝吉(二代)
外装 白鞘(木ハバキ付)
法量 長さ71.2cm 反り1.5cm 目釘穴1個
元幅31.5mm 元重7.0mm 先幅23.0mm 先重5.5mm
形態 鎬造、庵棟 金具 -
地鉄 小板目錬れる -
刃文 穏やかな焼出し、焼高の丁子乱れ 目貫 -
鋩子 深めに焼いて長めに返る 刀身の重さ 785g
生ぶ 伊勢(三重県)
鑑定書 NPO日本刀剣保存会 時代 江戸時代前期(寛文頃)


A104_2 脇差 ★委託品
<表銘> 勢州桑名藤原勝吉(二代千子)
<裏銘> 於播姫路作之
外装 白鞘(木ハバキ付)
法量 長さ51.3cm 反り1.4cm 目釘穴1個
元幅32.5mm 元重7.0mm 先幅23.0mm 先重4.5mm
形態 鎬造、庵棟 金具 -
地鉄 小板目 -
刃文 穏やかな焼出しに焼高の丁子乱れ 目貫 -
鋩子 深めに焼いて長めに返る 刀身の重さ 515g
生ぶ 播磨(兵庫県)
鑑定書 NPO日本刀剣保存会 時代 江戸時代前期(寛文頃)

★伊勢国(現在の三重県)に栄えた村正一族ですが、江戸時代になると江戸幕府によって「村正」の銘の使用が禁止されて「正重」に改銘され、千子正重一派と分類されています。本作はこの千子正重派、勝吉の作と極められています。勝吉は伊勢国桑名藩のお抱え刀工であったと伝えられ、この桑名藩主、本多忠政公が播磨国(現在の兵庫県)姫路に国替えとなった際に一緒に移住し、以後姫路にて作刀したと伝えられています。大小セットの本作は、大刀は桑名の頃、脇差は姫路に移住した後の作と思われます。