濃州刀剣工房通販カタログVol. 28
A137 ★委託品 定価 400,000円
( 月々36回払いの場合 13,300円 )
<太刀銘> 関善定家近則造
<裏銘> 元治二年二月日
外装 白鞘
法量 長さ69.3cm反り1.5cm目釘穴2個
元幅31.0mm元重7.0mm先幅20.5mm先重4.8mm
形態 鎬造、庵棟 金具 -
地鉄 板目 -
刃文 直刃に湾れ交じり 目貫 -
鋩子 直ぐに入り丸く返る 刀身の重さ 825g
生ぶ 常陸(茨城県)
柄の長さ - 時代 江戸時代末期(元治頃)

★関善定家近則造と銘を切る刀工は、本名を菊池豊三郎といいます。 美濃国(現在の岐阜県)に生まれ、常陸国(現在の茨城県)水戸の川村家に養子として迎えられ、 由緒ある美濃の刀工、関善定家の末裔と称して銘に「関善定家」の文字を入れていました。 当時の名工、大慶直胤のもとで一年間修行を積んだ後、徳川御三家の一つ水戸藩の御用刀工となり、 試斬では抜群によく斬れる刀として名声を得た、家柄の良い刀工であったようです。 本作は元治二年こと慶応元年の長州征伐の頃の作品で、斬れ味に重点をおいたものと思われるバランスの良い一振です。