濃州刀剣工房通販カタログVol. 28
A141 ★委託品 定価 390,000円
( 月々36回払いの場合 12,900円 )
<表銘> 上野介酒尾吉時作
<裏銘> 関善定
外装 あずき正絹巻茶石目地塗鞘
法量 長さ71.3cm反り1.4cm目釘穴1個
元幅31.5mm元重7.0mm先幅22.0mm先重5.0mm
形態 鎬造、庵棟 金具 真鍮地舞トンボ図
地鉄 板目 鉄地真鍮鍍金舞トンボ図
刃文 大互の目 目貫 真鍮地トンボ図
鋩子 湾れ込み返る 振る時の重さ 1080g
生ぶ(区送り) 武蔵(東京都)
柄の長さ 8寸2分 時代 江戸時代

★美濃国(現在の岐阜県)に関善定派という刀工群があり、その中の酒尾新五郎という人が初代吉時とされています。 二代吉時のときに江戸に出て作刀を開始し、上野介酒尾吉時と銘を切りました。 遠く江戸に出ても故郷の関善定の家系を誇りにしていたようで、差裏に「関善定」の銘が見られます。 三代まで続いた吉時ですが、本作は二代吉時の江戸打ちと呼ばれる作と思われます。 近年の作ながら、トンボの金具で仕立てられた洒落た拵が付属し、居合用にすぐにご使用いただける一振です。